特別費の管理のしかた|車検や冠婚葬祭を月割りにして貯金を崩さない
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この記事は、「お金を整える順番」の一部です。全体の順番を先に読むと、迷いません。

毎月コツコツ貯めてきたのに、車検や結婚式のご祝儀で、一度にごっそり減る。「また振り出しか」と、通帳を見てため息が出る。
結論:特別費は、1年分と数年おきの出費を書き出して月割りにし、毎月の積立にします。毎月ではない出費を「突然の出費」ではなく「毎月の予算」に組み込むと、貯金を取り崩す回数を減らせます。
この記事でわかること:
- 特別費とは何か
- 特別費で貯金が崩れる理由
- 1年分の特別費を書き出す方法
- 特別費を月割りにして積み立てる方法
特別費は、毎月ではないが予定できる出費

特別費とは、毎月ではないものの、時期や金額をある程度予定できる出費のことです。毎月の予算に入っていないので、くるたびに貯金から払うことになります。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 車 | 自動車税、車検(数年おき)、タイヤ交換 |
| 行事 | 帰省、誕生日、年末年始 |
| 付き合い | 結婚式のご祝儀、香典 |
| 年払い | 年払いの保険料、年会費 |
金額や時期は家庭ごとに違いますが、多くは前もって予定できます。冠婚葬祭のように時期が読めないものも、1年に使った額の目安は出せます。
特別費で貯金が崩れるのは、予定を予算に入れていないから

特別費で貯金が崩れるのは、出費が突然だからではありません。来ると分かっている出費を、毎月の予算に入れていないからです。
- 毎月の貯金は、「使わないお金」として貯めている
- 車検などがくると、その貯金から払う
- 貯金が減ったように見えて、続ける気持ちがしぼむ
貯金と特別費を同じ口座に入れていると、何のためのお金か分からなくなります。支払日までに必要な額を積み立てて、貯金と分けておけば、将来のための貯金から払わずに済みます。
特別費の管理は、1年分を書き出すところから

まず、去年1年間の特別費と、これから数年の予定を書き出します。通帳やカードの明細を、12か月分さかのぼって見ていきます。
- 車・行事・付き合い・年払いの4つに分けて、思い出せるものを書く。
- 通帳とカードの明細で、書き漏れを足す。
- 車検など数年おきの出費は、次の予定日と金額を書き、年数で割って1年分にする。
- それぞれの金額を書き、1年の合計を出す。
金額が分からないものは、去年払った額をそのまま使います。完璧な一覧でなくて大丈夫です。
1年の合計を12で割って、毎月の積立にする

1年の合計を12で割った額を、毎月の積立にします。毎月ではない出費が、毎月の予算に組み込まれます。
ただし、積立を始めてすぐに大きな支払いがくると、積立が間に合いません。次の支払い日までの月数で、必要な額を割って確かめ、足りない分は最初の数か月の積立を多めにします。
| 1年の特別費 | 毎月の積立(12で割る) |
|---|---|
| 24万円 | 2万円 |
| 36万円 | 3万円 |
| 48万円 | 4万円 |
表は計算の例です。自分の書き出した合計で計算してください。
積立の分は、下の表の枠ごとに、毎月の予算から出します。自動車税・車検のように金額が大きく、来る時期が決まっているものは、貯蓄の枠で毎月積み立てます。
| 特別費 | 入れる枠 |
|---|---|
| 年払いの保険料 | 固定費 |
| 自動車税・車検 | 貯蓄(毎月積み立てる) |
| 帰省・誕生日・年末年始 | 娯楽・自己投資 |
| ご祝儀・香典 | 変動費 |
僕は、スマホ・旅行・車を目的別に積み立てている

僕は、使う目的を決めて、毎月積み立てています。目的のあるお金を別にしておくと、払うときに貯金を崩さずに済みます。
| 目的 | 毎月の積立 |
|---|---|
| スマホ | 3,000円 |
| 旅行 | 1万円 |
| 車 | 5,000円 |
目的ごとに積み立てる方法は、目的別の積立のやり方にまとめています。
特別費の積立は、生活防衛資金と分けておく

特別費の積立は、生活防衛資金とは別の場所に置きます。生活防衛資金は、病気や失業など予定していない出来事のためのお金だからです。
- 特別費:時期が分かっている出費に使う
- 生活防衛資金:予定していない出来事に使う
- 貯金:将来のために残す
生活防衛資金の目安は、生活防衛資金はいくら必要かで解説しています。ボーナスがある人は、ボーナスの貯金の割合もあわせて決めておくと迷いません。
特別費の管理についてのよくある質問
特別費は、ボーナスで払ってもいいですか?
特別費の口座は、分けたほうがいいですか?
去年の特別費が分からないときは、どうすればいいですか?
まとめ|特別費は月割りにして、貯金と分ける
- 特別費は、毎月ではないが、予定や去年の支出から備えられる出費
- 貯金が崩れるのは、予定を予算に入れていないから
- 1年分を書き出し、合計を12で割って毎月積み立てる
- 特別費の積立は、生活防衛資金とも貯金とも分ける
今週、去年の通帳とカードの明細を開いて、特別費を書き出してください。
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